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2007’07.17・Tue

中越沖地震

台風が過ぎ去ったかと思ったら、直後大きな地震がありましたね。ここ数年、北陸で大きな地震が立て続けに発生して…復興してきたところに大打撃で、現地の方々の苦労を思うと心が痛みます><;

地震予知って難しいですよね。理論的には可能だし、そのための設備もどんどん増強されていってます。実際“予知”自体はある程度の精度でもうじき可能になるでしょう。
…ただ。
地震予知の情報を、公共に伝播することは非常に難しいと思います。公表する決断力が今の政界にあるとは思えないんですよね><;
詳しいメカニズムなんかはここでは語りませんが、“地震予知”は大きく2つのものに分けられます。
①中・長期予測。これはいわば統計学的考え方で行います。東南海地震なんかで今後30年以内に地震発生の確率は…なんていっているやつです。
②短気予測。これが一般の方がイメージする“予知”だと思います。これはいわば対症療法的に行います。例えば磁場の異常や地震雲の観測、動物の異常行動などがあげられます。
さて、地震予知を公表することの難しい点は…?考えてみてほしいのですが、例えば首都圏で2500万人程度が影響受けると考えられます。この人々が逃げるとして。①どのような方法で②どれくらいの時間で③どこに(受け入れ先は?)逃げるのか。逃げた後は④水・食料の供給は?⑤復興までどのように生活するのか。
最低限この程度の予測と段取りをした上でないと国民は納得しないでしょう。
さらに問題がいくつかあります。⑥震度いくつ以上で公表すべきか?⑦予知による経済被害はどの程度のものか?⑧地震が起きなかった場合のリスクは??
このへんは政治的判断に影響してくる部分ですね。

さらに決定的な事項があります。それは…
現在可能な予測はあくまでも中~長期予測(数年~数百年単位)とごく短期の予測(数日~数時間)しかないのです。そして、短期予測で発生確率が5割を越えるので発生2日前程度、8割を越えるので発生2~3時間前くらいと言われています。
…気付きませんか?大地震が発生すると判って公表しても…人々が逃げるのに必要な時間に足りない可能性が極大なのです。返ってパニック行動に陥らせるだけであれば、被害を拡大させるだけとなる可能性さえあります(´A`)
こういった状況で地震予知を公表できるとは思えないんですよね><

以上、ダラダラと書いてしまいましたが。あくまでも地球科学専攻の1修士の意見ですから、皆さんは偉い大学教授や政治家のセンセイの意見を優先して参考としてくださいねっ(笑)
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comments

ダラダラ書き連ねた考察に付き合ってくれてありがとう(笑)
にゃっくんは賢くて思慮深い方なのが良くわかりますよ('-'*)

個々の状況?予測される被害レベルに応じた対処方法が必要というのはその通りだと思います。

む~ちゃん:2007/07/17(火) 21:11 | URL | [編集]

大都市(特に東京)で、仮に地震予知がきまったとしても、生活スタイルや考え方が多様化しすぎていて集団行動という点で、地方とで明確な差ができてしまい、過密による救助活動等にも困難が予想されてますねニャ。
集団パニックを避ける為にも、また個々の状況においても段階的なリスク回避が選択できるのが、都会においてはシンプルさを維持しつつ多様化していないと機能しないのでは?というのがニャーの考えですニャ。

謎猫にゃっく:2007/07/17(火) 18:58 | URL | [編集]

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